ISO コラム

遠隔審査での便利ツール

JCQAと受審組織の皆様とは、コロナ感染予防対策としてWeb(テレビ)会議を利用した遠隔審査を昨年から実施しています。昨年は約120件の遠隔審査が実施されました。ZoomやMS Teamsで見たい資料を共有すると双方良く見えるのですが、多量の資料や突然の資料開示リクエストには難しい面がありますね。そのようなときに、以下のツールがあると大変便利です!!
実際にJCQAでリモート審査や社内Web会議で使用している機器類を3点紹介します。

■書画カメラ

「記録類など、スキャン(PDF化)できないので、画面にどうやって映せばよいですか」と聞かれることがあります。そういう場合は「書画カメラ」を活用すると便利です。書画カメラとは、机の上に資料などを置き、それを折りたたみ式のアームの先についている高画質カメラで映し、PCのUSBポートに接続して画像を共有できる機器です(昔のOHPのイメージです)。JCQAでも紙媒体をWeb会議で共有する際に使っています。
性能ですが、解像度(HD720以上(1280×720))あると鮮明に見ることができます。高価なものを購入すれば、更に性能は良くなります。
お値段は、1万円台~10万円以上と性能によりかなり違いがあります。「オートフォーカス機能」が標準搭載されていて、デジタルズーム機能8倍程度を選択すれば、約2~4万円程で購入できます。

■ヘッドセット(マイク付きイヤホン)

パソコン本体のスピーカーとマイクを同時に使うと、スピーカーの音をマイクが拾ってハウリングを起こす場合があります。また、スピーカーからの声が周囲に聞こえたり、こちらの雑音が相手に聞こえたりするため、当社ではWEB会議や審査時にはヘッドセット利用するようにしています。
ヘッドセットも色々ありますが、当社で選ぶポイントとしては、次の3点。
・長時間付けていても疲れない
・PCに差せばすぐ使える
・マイクのノイズキャンセリング機能(周りの音を拾いにくい)がついている
Web会議を導入したばかりの頃は、いろんなメーカーの物を(10種類以上)試してみました。一番安いものだと100円ショップで売られているマイク付きイヤホン、そして高価なものは3万円以上もする海外メーカーのものです。
100円ショップで買ったものは、マイクがコード上についており、口元からの距離が遠く、マイク部分を手で口の近くにもっていかないと相手に聞こえないようです。
海外メーカーの高価なものは、耳全体を覆うもので周りの雑音が聞こえにくく、隣の人の声もほとんどマイクに入りません。すごい!と感動しましたが、密閉型ヘッドホンの長時間の着用は少々キツいようで、8時間近く付けていると次第に頭が痛くなるという意見が多いです。現在、JCQAが使用しているものを紹介いたしますと、日本のメーカーの1000円台のものです。それでも遠隔審査時には「声はクリアでよく聞こえます」と組織から太鼓判をもらっています。

■Webカメラ

書画カメラは高くて予算取りは今更できない・・・という場合、
・スマホのカメラ機能を利用する(専用アプリが必要のようです)
・外付けのWEBカメラで代用する
・パソコン内蔵のカメラに資料を近づけて写す
などで、なんとか工夫すれば資料は写せます。
しかし、資料を持つ手が震えてブレたり、ピントがなかなか合わず苦労しています。また、映せる範囲も狭いため、見えにくく、審査時には確認する時間が長くなる傾向があります。
ただ、Webカメラは2000~4000円前後で購入でき、容易に使用できます。一度Webカメラを試してみるのも手かと思います。

如何でしたか?今回は身近で入手しやすい3点を紹介いたしました。また良いツールや運営方法などを紹介したいと思います。(JCQA 管理部)